【S3シングル 最終2470位 レート1902】黒バドの夢追い【ポケモンSV】

皆さん、初めまして!

ネバ と申すものです。

 

パラドックスが解禁され、大きく環境が変わったS3、皆さんはどうでしたか?

 

自分は剣盾でS4,5あたりにマスボ級を踏んだことはありますが、SVから本格的に対戦を始め、S3にて初めて最終4桁レート1900超えを達成することができたということで、なんかの記録になればいいなと初めて筆をとっています。

 

使用構築

 

 

 

①構築経緯

 

S3で解禁され、みんなが目を付けたポケモンハバタクカミ

自分も早速このポケモンに目を付けたが、このポケモンに対して、上位常連の方々の配信を覗いていると、「剣盾の時の黒バドに似てるよね。」という話を複数耳にしたところから、「SVの黒バドか~面白いな~」と思い、このポケモンをベースに構築を組んでいこうと思った。そこで様々な人の剣盾時代の黒バド動画を漁って目についたのが有名なバドホウオウ構築で使われていたスカーフ黒バドである。ハバタクカミは元々素早さ種族値135という現環境においてかなり早いポケモンなので、スカーフを持たせることで、素早さにそこまで努力値を振らないで、耐久力をあげて、サイクルで回しやすくするのがいいなと思いスカーフでの採用を決定した。

 

しかし、このポケモンを通すうえでの課題が、耐久力の無さ先制技に弱いところである。

 

この2点を解決してくれたのが、S1から自分の構築に必ずいたへイラッシャである。へイラッシャの超高耐久はずっと使っていたので全信頼をおいて採用した。

また、へイラッシャと対をなす特殊受けとして、さらにへイラッシャをあくびまもる型で採用を考えていたので、ステロ要員として、ラッキー採用した。眼鏡ハバタクカミやテツノツツミ、眼鏡テツノドクガなどの超高火力特殊アタッカーを自前の耐久で受けることで相手の心を折ることがあったりしたのでとても使用感がよかった。

 

ここで、カミラッシャなら補完としてセグレイブじゃないのか?と思われる方もいるだろうが、セグレイブミラーが本当にしょうもないと思ったのと、初手で出した時にほぼテラスを強要されるのが個人的に嫌だったのもありセグレイブは採用しなかった。

 

続いて、構築の圧要員、そしてスイーパーとして今作今のところずっと強いカイリューを採用。初めはくちばし飛行テラス型で使っていたが、セグレイブの増加により動きにくかったのとノーマルテラスしんそくのほうがスイーパーとして単純に強かった。

また、もう1匹の圧要員として、サーフゴーを採用した。このポケモンに関しては一時期抜いていたが、相手に好き放題されてムカついたため、採用した。が、圧があったかは分からない。

 

ここまで5匹は簡単に決まったのだが、残りもう1匹を半月近くずっと試行錯誤して、物理攻撃ポケモンが多くてラッキーが出しずらい、という時のステロ要員として、巷で流行り散らかしていた隠密マントサーフゴーではなくキョジオーンに強く出れるポケモンを探し、ついに主人公ガブリアスの採用を決定した。ガブリアスはハバタクカミセグレイブによって一時期見なくなった。しかし、月の終わりに鉢巻型によって一部で再注目されていたが、個人的には技を打ち分けられる方がよかったし、キョジオーンの塩漬けがを避けたかったので鉢巻型は採用しなかった。最終日にガブリアスの技をドラゴンクローから炎の牙に変えたのだが、これがハバタクカミを倒しに来たハッサムにぶっ刺さりまくって、ハバタクカミが自由に動ける空間を作れたので楽に勝てたりした。

 

この構築がシーズン1週間ほど残して完成したのだが、対戦に潜って負けることが怖くて最終日近くまで毎日数戦しか潜らなかったことを正直後悔した。

 

②コンセプト

 

サイクルしながらエースを通す。

 

ラスタルしなくても勝てるプレイング。

 

ラスタルは弱点消しというイメージではなく、技の威力を上げるイメージで切る。

→基本的にハバタクカミ、カイリューガブリアスに切ることが多かった。ついでへイラッシャで、ラッキーサーフゴーは本当に切ることがなかった。

へイラッシャにテラスを切る時は、後ろで切る必要がないと思った時や残り1匹になった時、キノコの胞子をすかす時ぐらいであった。

 

③単体解説

 

ハバタクカミ

テラスタイプ:フェアリー

性格:控え目

特性:古代活性

持ち物:こだわりスカーフ

技構成:ムーンフォース/シャドーボール/マジカルフレイム/10万ボルト

努力値:H36 B212 C188 D12 S60

※A0厳選はしてないですが、かなりAは低めの個体です。

 

<調整意図>

C:H4振りテツノツツミ確定1発

 

HB:意地ガブ地震確定耐え
 意地へイラッシャウェーブタックル確定耐え
 意地カイリュー鉢巻地震確定耐え
 A特化珠ミミ影うち確定耐え
 トドロクツキA特化古代活性アクロバット確定耐え

 

HD:臆病かみシャドボ確定耐え

 

S:(スカーフ込み)最速スカーフミミッキュ抜き

 

ある時までCに180振っていたが、180だとテツノツツミに対して乱数域のため、それが原因で負けたことから、Cに188振ることでH4振りテツノツツミを確定圏内いれることができた。

また、HBはA特化イルカマンの鉢巻ジェットパンチを乱数耐えするので、助かった場面もあった。

 

技構成に関しては、タイプ一致高火力技2つ。保険のマジフレ。眼鏡の人は@1にサイコショックをよく採用していたが、ミラーアーマーアーマーガア、へイラッシャへのシンプルな打点として10万ボルトを採用した。10万ボルトは飛行テラスで飛んでくるいろいろなポケモンにも刺さっていた。終わった後に、構築的に辛かったウルガモスへの打点としてマジフレの代わりにパワージェムでもよかったのかなと感じた。

 

ヘイラッシャ

テラスタイプ:草

性格:腕白

特性:天然

持ち物:食べ残し

技構成:ウェーブタックル/ボディプレス/あくび/守る

努力値:HB252 D4

 

 

HDにする人もちらほら居たそうだが、相方にラッキーがいたのでとにかく防御に厚くするためにHBぶっぱにした。

 

技構成に関しては、ウェブタあくび守るは確定。

元々地割れを採用していたが、地割れに頼らなければいけないプレイングをしていては上手くならないと思ったのと、対フェアリーで鋼にテラスするポケモンの増加、悪タイプに対する打点などを考えて、ボディプレスを採用した。

このボディプレスがかなり偉く、地割れ持ち読みでテラスしないで居座っているドドゲザンをステロ込みでワンパンしたり、ボルチェンを守るで止めて寝たジバコイルを削ったり、草テラスと合わせてアラブルタケを完封したりできた。

 

ラッキー

テラスタイプ:毒

性格:図太い

特性:自然回復

持ち物:しんかのきせき

技構成:ひやみず/うたう/卵産み/ステルスロック

努力値:HB252 D4

※S0にはしていません。なんなら鍛えちゃった

 

テラスタイプに関しては、ある方を参考に毒ビシ回収ができるように毒にしていたが、キラフロルが減り、そもそも毒ビシがあまり撒かれない環境だったので基本的にテラスを切ることがなかった。

努力値は、Dは元から高いので、物理攻撃ポケモンにもある程度動けるようにHBぶっぱにした。この調整のおかげで、頑張ってサイコショックを打ってきたハバタクカミを絶望させて降参をいただけたりした。

 

技構成に関して、地割れは採用しないのに歌うは採用するのかよ!(# ゚Д゚)と思われる方が多いと思う。自分も初めは歌うが嫌で電磁波を採用していたが、へイラッシャのあくびを邪魔するので、泣く泣く(ニチャァ)歌うを採用。ここまで、うたう/卵産み/ステロまでは確定したのだが、@1の候補として「あまえる」と「地球投げ」が候補にあったが、no ウェポンが怖かったのとゴーストタイプにも何か打点がないか、とポケ徹を漁っていたら今作から「ひやみず」を覚えたらしく、甘えるに似た技として冷や水を採用した。

あとから思うが、他の技の方がよかったのかもしれない。。。

 

ちなみに、歌うを当てなかったから負けた、ということはなかったし、そういうことが無いように試合を進めていった。

 

カイリュー

テラスタイプ:ノーマル

性格:意地っ張り

特性:マルチスケイル

持ち物:厚底ブーツ

技構成:しんそく/地震/雷パンチ/アクアジェット

努力値:H148 A252 B4 D4 S100

 

A:特化。

S:実数値113(最速どどげ、マリルリ抜き)

 

どの技も切るに切れなくて、結局フルアタ型になった。元々アクアジェットの枠は羽休めを入れていたが、体力が削れた時にミミッキュが出てきて、化けの皮を剝がせずにハバタクカミに繋いでしまったことから採用した。また、タスキで耐えたハバタクカミをノーダメで倒せたりなど結構役に立った。雷パンチは次々と飛行テラスしてくるポケモン、へイラッシャへの打点として採用した。

持ち物に関して、フルアタなら鉢巻やラムも考えられるが、な~んか増えていたカバルドン、時代の残党デカヌチャンによるステロでマルチスケイルが削られるのが嫌だったので厚底にした。

 

サーフゴー

テラスタイプ:飛行

性格:図太い

特性:黄金の体

持ち物:マゴの実

技構成:シャドーボール/サイコショック/身代わり/わるだくみ

 

構築に入れてみたが、受けルに出会わなかったため、選出率圧倒的6位。というか出したら負けだと思ってたので試合に一回も出していないので、使用感が分からない。

おんみつマントを使わないでキョジオーンにある程度動けるように身代わり採用してみた。スカーフはハバタクカミに渡してしまったし、一度眼鏡で使ってみたが足の遅いサーフゴーは強みを感じられなかった。

 

努力値はかなりテキトーにHBベースで振ったので省かせていただきます。

持ち物に関しては、自己再生を採用しなかったので、回復実を採用しました。

 

ガブリアス

テラスタイプ:鋼

性格:陽気

特性:鮫肌

持ち物:隠密マント

技構成:地震/炎の牙/アイアンヘッド/ステルスロック

努力値:A252 S244 HBD4

 

個人的に1番のダークホース。

自分が思っていた数百倍活躍してくれたし、なんか気付いたら相手3タテしたり、壊滅に追い込んだり、ステロが確定数をずらしてくれたり、大活躍だった。

やっぱりこいつが主人公。

 

テラスタイプは氷フェアリーに強く出れるように鋼。

正直起点づくり程度に考えていたので意地っ張りにはせず、努力値もSを少し抑えて、気持ち程度に耐久に回した。しかし、基本環境には最速だらけだった気がするが、この配分だと準速テツノブジンと同速になるらしいのでちゃんとぶっぱして抜いた方がよかったかもしれない。

持ち物隠密マントはキョジオーンのせいで採用した。が、キョジオーン無しだが叩き落としてきそうな構築に出してどうせ要らないので持ち物を気にせずに盤面を作れたり、へイラッシャ対策として採用されたであろう突撃チョッキ持ちハラバリーを完封できたり何かと偉かった。

 

技構成に関してはタイプ一致高火力の地震、フェアリータイプを一掃するためのアイアンヘッド、そして役割のステルスロック

そして、前述もしたが、世界を変えてくれた炎の牙元々固定されないタイプ一致技としてドラゴンクローを採用していたが、使用機会の少なさと鋼タイプへの打点が欲しいなと思ったことから採用した。この技は、PokemonHOME(3/1時点)において採用率TOP10外なのでかなり意表を突けたのではないかと思う。

ハバタクカミを倒そうと初手で意気揚々と出てきたが、ガブリアスだったためとんぼでダメージ与えながら帰ろうとしていたハッサムを大きく削り鮫肌に触らせることでそのまま倒すことができた。計算したところ、H252振りハッサムが低乱数1発なので、鮫肌に触らせて落とすことができるらしい。

 

 

④主な選出

・ラッキーへイラッシャ+(ハバタクカミ、カイリューガブリアスから1体)

 

・ハバタクカミ+カイリュー+ガブリアス

 

・初手ガブリアス+クッション(ヘイラッシャorラッキー)+カイリューorハバタクカミ

 

 

⑤結果

 

ポケモンSV S3 シングル 最終2470位 レート1902 TN Neva

試合数の少なさが、対戦潜り恐怖症表してる...(笑)

流れてきたツイートで見たけど剣盾ではレート1900あれば3桁だったってマ?;;

 

⑥感想

最初に記した通り、自分はSVから本格的に対戦を始めたのですが、S1は15万位台、S2は8万位台と構築もいいの作れないしプレイングも下手で自分に対して萎え気味でした。しかし、S3においてハバタクカミという相棒を手に入れてまさかの4桁前半まで来ることができて本当に嬉しいしびっくりしています。瞬間ではありますが1000位台にも乗ることができました。

 

気付いたらハバタクカミメインというよりは「ラッキー+天然」の形になっていましたね。ただ、スカーフハバタクカミがしっくりきてはいるので、もっといい構成を見つけに行きたいです。個人的には、世はまさに大no thinking Aボタン連打一撃必殺時代(あくまでも個人的感想)というS3に1体くらい一撃必殺を当てられても勝つプレイングを最低限身につけられたことは大きな成長につながったと思います。

 

この構築では、アーマーガア、ウルガモス、なんか最終日よく見た身代わりカイリュー夢特性の変幻自在らしく多種多様なマスカーニャが重かったので、改善の余地しかないです。サーフゴーも置物になっていたので使えるアタッカーを探す旅に行こうと思います。

 

最後になりますが、

これで満足せず、SV期間に最終3桁、レート2000を目標に頑張っていきたいと思っています。そして、ここまで長々とした拙い文章を読んでくださりありがとうございました!!

 

※何かあればTwitter@Neva_896のDMまでお願いします。

切実にポケモン友達欲しい;;